アフィリエイター、ブロガーであれば、毎日A8.netなどのASPで成果報酬を確認している人は多いですよね。
今日はいくらの報酬があるというのを確認するのは大事ですが、同時に、コンバージョンリファラも見てますか?
コンバージョンリファラは必ず確認することをおすすめしますが、ときどきASPのレポートを見てもコンバージョンリファラが参照できないときがあります。
今回は、コンバージョンリファラが参照できない時に、アクセス解析側でチェックする方法についてお伝えします。
紹介する方法は、私や私のアフィリエイトコンサルで普段使っているWordPressのアクセス解析プラグイン「Slimstat Analytics」をベースに解説しますが、他のアクセス解析ツールでも同様の方法で確認できます。
Google Analyticsももちろんコンバージョンリファラは見れますが、Google Analyticsは反映が数日後のため、報酬が発生した日時にリアルタイムで確認することができないんですよね。
「Slimstat Analytics」は、すぐにリファラが見れて便利なので使ってない方はWordPressにインストールしておくといいですよ。
コンバージョンリファラとは?
コンバージョンリファラとは、コンバージョン(成約)が獲得できたリファラ(ユーザーがサイトに流入する時に利用したリンク元のページの情報)のことです。
つまり、「自分のサイトのどのページから成約が取れたのか?」を知ることができるのがコンバージョンリファラですね。
成約が発生したページを知ることができれば、売れているページをより売れるようにサイトをメンテナンスしていくことができます。
コンバージョンリファラは、報酬が発生するたびに、毎回一つ一つ確認するように習慣づけていきましょう。
ぶっちゃけ収益を伸ばすためには、新規記事を書くよりも、既存の売れているページを見つけて、改善するほうが簡単です。
売上があるページのCVR(コンバージョンレート/成約率)を上げるほうが、サイトのアクセス数を上げるよりも簡単です。
コンバージョンリファラで売れているページを見つけて、記事を修正していくことをぜひ習慣として取り組んでみてください。
ASPのコンバージョンリファラが見れないときの対処法
コンバージョンリファラは、多くのASPの管理画面にて確認できます。
A8.netであれば、管理画面から「レポート>新レポートβ版」に進むと「コンバージョンリファラレポート」でチェックできます。
このコンバージョンリファラレポートは、報酬が発生するたびにチェックする習慣を作っておくといいですが、たまにコンバージョンリファラが出てこない成約があったります。
上の画像の場合、わかりにくいかもしれませんが、上から3つ目の成約についてはコンバージョンリファラが獲得できていません。
これでは、サイト内のどのページから成約が取れているのかがわからないため、成約ページの改善に取り組むことができないですよね。
そこで、アクセス解析を使ってコンバージョンリファラを確認します。
ここからは、Slimstat Analyticsのアクセス解析ログで説明していきますが、アクセスログを確認できる解析ツールなら同様の方法でチェックができます。
Slimstat Analyticsを使ったコンバージョンリファラの確認方法
Slimstat Analyticsなどのアクセス解析でコンバージョンリファラを確認するためにアクセスログを見ていきます。
Slimstat Analyticsの場合、「slimstat > Access Log」にて確認できます。
ここからは、アクセスログとASPの成果発生レポートの両方を見比べながらチェックしていきます。
A8.netなど成果が発生したASPにてクリック日時を確認しましょう。
A8.netの場合、成果発生レポートの「クリック日」にて確認できます。
先程のリファラが取れてない成約のクリック日を確認してみると「3月5日18時41分15秒」にクリックされているのがわかります。
このクリック日時を手がかりに、Slimstat Analyticsでコンバージョンがあったリファラを調べていきます。
Slimstat Analyticsのアクセスログの日付を3月5日にて、「3月5日18時41分15秒」付近のログを見ていきます。
すると3月5日18時36分のログがA8.netのアフィリエイトリンクをクリックしていることがわかりました。
都合上モザイクを掛けていますが、前後のアクセスログは、成約があった商品のアフィリエイトリンクを貼っていないページですし、A8.netのリンクをクリックしているログも前後の時間ではこのアクセスだけです。
ページへのアクセス日時が18時36分、滞在時間が4分22秒のため、18時41分前後にA8.netのアフィリエイトリンクを踏んだことになります。
先程のA8.netのクリック日時とも一致しています。
そのため、このページからコンバージョンが取れていることが確定しました。
コンバージョンのページの改善をしていく
ASP側でコンバージョンリファラが見れなくても、成約したアクセスを辿ることで、コンバージョンがあった記事を特定することが出来ます。
ここから更に、検索クエリまで辿ることができてば、よろ深い情報を知ることが出来ますが、最新はキーワードまではわからないことも多いですからね。
それでも、成約ページがわかれば、成約キーワードもある程度推測できるので、記事のメンテナンスはしやすいはずです。
アフィリエイトの収益を伸ばしていくために大事なのは、完璧なデータを集めることではなく、限られたデータを手がかりに記事を最適化していくことです。
GoogleやASPの中の人でなければ、完璧なデータを集めることは不可能ですが、自分の環境でできる最大限のデータ収集をし、その限られたデータを手がかりにサイトの最適化を続けること。
その繰り返しでアフィリエイト収益を伸ばしていくことは可能です。
コンバージョンリファラを確認することができれば、成約した記事が特定でき、成約したキーワードを推定できます。
一つ一つのヒントを大切にしながら、サイトの最適化を行い、アフィリエイトで稼いでいきましょう!
私のアフィリエイトノウハウはこちらで公開してますので、参考にしてみてください!